60年安保改定や沖縄への核再持ち込みを巡る三つの「密約」の交渉過程が9日に公表された外交文書で明らかになったのは、当時の担当者だった東郷文彦元駐米大使が残した大量の記録によるところが大きい。東郷氏は安保改定交渉時に外務省安全保障課長、69年の沖縄返還交渉時はアメリカ局長を務めた。
68年、東郷氏は核兵器搭載艦船の寄港を認めた密約の経緯をメモに記した。メモは政府内の共通認識として外務省幹部に引き継がれ、歴代首相、外相への説明に使われた。沖縄返還を巡り、69年には日米首脳会談直前の佐藤栄作元首相と外務省幹部の打ち合わせ記録なども残した。 東郷氏は、義父が太平洋戦争開戦時の外相でA級戦犯として有罪判決を受けた茂徳氏、次男が元オランダ大使の和彦氏という外交官一家。和彦氏は条約局長当時の99年、父文彦氏の文書を執務室で見つけたといい、昨年、月刊誌の文芸春秋に「個人的に感慨なしに読めなかった」と記していた。【野口武則】 【関連ニュース】 日米密約:長期の不明「遺憾」 公開ルール検討へ…外相 日米密約:再持ち込み容認「会談録案」 69年外務省作成 日米密約:無利子預金問題は10日以降発表…財務相 日米密約:外務省委が報告書 核持ち込みは「暗黙の合意」 元駐日米大使補佐官:「岩国で核保管」66年に3カ月以上 ・ 雑記帳 応援を電気に変換 スタジアムで「床発電」 神戸(毎日新聞) ・ <将棋>三間飛車対居飛車…王将戦・第5局(毎日新聞) ・ 直接払い、10年度末まで実施猶予=出産一時金、医療機関に配慮−厚労省(時事通信) ・ 大阪・阿倍野で強盗、女性軽傷(産経新聞) ・ 無住の寺から仏像盗んだ元住職に懲役1年と3年 奈良地裁支部(産経新聞)
by nsyjh2oqey
| 2010-03-15 21:08
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